恋愛レッスン~部下の甘い囁き~

「オレの事、

少しは好きになった?」


「初日に聞くこと?」


「それもそうか・・・

でも、気になるでしょ?」


「それは・・・」


コンコン…

壁を叩く音・・・


「お取込み中失礼」

そう言って入ってきたのは、

圭吾だった。

・・・

いつからいたんだそこに・・・

「鮫島さん」


「何だ、新人」


「キスの前からいましたよね?」

類の問いかけに素直に頷いた圭吾。


って、それなら早く止めてよ・・・


「わかっててキスする方もどうかと思うが?」

「鮫島さんに対する

あてつけですよ」