蜂蜜色の空




学校では王子、裏は俺様。
そんな奴が出てくる王道ケータイ小説をいい歳して読んだ姉が、
俺に向かってこう言った。


「あんたって、学校では俺様家でも俺様よね。」


だからなんだ。
何が言いたいんだ、この姉は。

「なのになんでもてんのかしら。顔か、顔なのね。」


いや、全てをアンタ基準にしてんなよ。
つか、


「王子キャラとか死んでもやんない。つーかできない。」

たとえ自分の評価のためだろうとニコニコ笑顔なんて振りまける物か。
そんなの天と地がひっくり返ろうが嵐がこようが地球滅亡の危機だろうがやらん。