偶然見上げた空は、夕焼けに染まった綺麗な蜂蜜色。 俺は、この色が大好きで。 それは今でも変わらない。 今も、きっとこれからも。 この綺麗な蜂蜜色の空のしたで、君と出会った。 君と始めて出会った日は、春なのに秋のような夕暮れのときで、 君は今にもなきそうだった。 夕焼けの桜の木の下で、襲われて泣いてる君を 俺は不覚にも綺麗だと思った。 同時に、もう泣かせたくないと思った。 ね、ほら。 だから君が泣かないように。 ずっと一緒にいよう。