部屋にはいり、ベットに仰向けになると僕はなぜか笑いがこみ上げてきた。

「フフフ…ハハハ…!!」

心の奥深くからくる、どこか虚しい笑い。

部屋のなかで悲しくどこか強く響いている。


僕は


僕は




僕になれた?


僕になれてる?






僕になれたよね?





まだ曖昧な確信が僕の中に生まれた。


くすぐったいものが疼いてた。