樹海に入ると耳を塞ぎたくなるような蝉の大合唱に迎えられた。 上を見上げればおおい茂った木々の隙間から青い空が覗いてる。 太陽の光を浴びて緑がキラキラと輝く。 此処は、まるで自然の宝石箱だ。 僕はふと立ち止まり思いっきり空気を吸い込んで、また奥へと進んでいった。