この日、結局

佑真とは一言も話すことが出来なかった。



佑真に『嘘つき』って送ろうとした。


でも、やめた。


明日は話せるかもしれないじゃん!


そう思ったから。


―次の日


やっぱり、話せなかった。


私は家に帰ってから佑真にメールした。