この授業中もまたゲームをしていた。


何回かやってるうちに、私がまた負けて

佑真の机からカードを引いた。


私が引いたカードは、『好きな子に告白』

自分で書いたやつだった。


彰にカードを見せて二人で笑った。


彰には、『好きな人いないから、もし引いたら佑真に告白』

って事をさっき、佑真がいない間に話しておいた。


「え、なに?」


ニヤニヤしてる私たちに何故か不安そうに言ってきた佑真。


「佑真」


私は、ニヤニヤするのをやめて名前を呼んだ。