「なに、佑真戻ってきちゃったんだ。」


彰が席に座る佑真に向かって笑いながら言った。


「先生に呼ばれたんでしょ?何だったの?」

「そう!!聞いて」

「聞いてる聞いてる」

「ムカつくな!じゃなくて!運ぶものがあるから手伝えって言われたんだけど、結局なにもなかったんだよ!!」

「はい、きりーつ」


佑真が文句を言う間に、チャイムが鳴って、先生が入ってきた。


思いっきり文句を言ってた佑真は立ち上がってから気まずそうに私と彰を交互に見る

私と彰は、座ってから爆笑。