毎週月、木曜日は塾の日だった。



何回か通うと雰囲気にも慣れてきた。




「今日から海の命という
小説を勉強します。」




プリントが配られ先生が言った。

教科書がコピーされていた。

プリントに載ってる魚の写真を見て

今日の学校でのことを思い出した。






「この魚瀬戸内な!笑」

隣の席の西田が笑いながら言った。

西田が皆に広めるから

この国語の時間は

瀬戸内もえの⇔魚

になっていた。






このことを隣の彩香に話した。

そしたら笑いながら後ろを向いて



「これもえのかよ~笑
藤田藤田!!
この魚もえのやねんて(^∀^)ノ」