「あー!!!!!みんなうちのどこが好きなの!?」
フェンスによじ登って、そう叫んだとき・・・・
「だよなー・・・俺もそー思ってたとこ。」
突然下から話しかけられた・・・?
「うわっ!!!」
うっわー・・・やっちゃったよ・・・・
フェンスから滑り落ちたうちは、衝撃を覚悟したけど・・・・・っ
「・・・っっ・・・・!?」
「おい、大丈夫か?」
このとき・・・うちがおちたのは、床じゃなくて恋だったのかもね、悠樹。
何かにふわっと抱きしめられたきがしたので、片目をあけてみると。
「おい。片目じゃなくて、両目あけろよ。」
・・・・・つっこむとこそこっすか・・・・
「いやいや、まず誰?」
みたことない・・・・よね?
でも・・・みたことあ・・・る・・・?
うちが必死に考えていると、
「えー、俺知らないとかお前もなかなか珍しいやつだな・・・・ははっ・・」
こいつ、どんだけ自信家なんだ。
てか、ナルシストだなっ!!!!
まあ、綺麗な顔してるし、みんなが騒いでてもおかしくないけど。
少なくともうちは興味ないね。

