「で、話って何かしら?」


「写真を見たんです…」


「写真?」



コーヒーを飲みながら上目遣いで沙耶が眉をしかめた



「たまたま今朝、賢治さんの手帳に挿まれていた写真を…

4,5年前の私の写真でした

西野さんは、きっとご存知ですよね

何で賢治さんが、そんな古い写真を持っているのか」



私を見据えながら沙耶は冷たく笑った



「何も知らないなら、それでいいんじゃないの?」


「…どっどうゆう事ですか」


沙耶の言葉にうろたえてしまう


「私が話すより自分の目で確かめてみれば

明日、19時に32FのA会議室に来れば分かるわ」



沙耶はそう言い残し席を立った