彼がメガネをはずしたら《続》





「わかったわ。」




お母さんはそう言うと部屋を出て行った。



シン、



静まり返った部屋。


浮かぶのは白崎の顔。









 

「…美玲?」



しばらくして、またお母さんが部屋にきた。




「…帰ってって言った?」



「…言ったわよ?」



ふっと優しげに微笑みを浮かべるお母さんを不自然だと思っていた矢先。













「でも、美玲が来るまで外で待ってるって。」




窓の外は雨。
それに寒い。