「ちょっとくらい構ってくれてもいいじゃん。」



「珍しいですね?そんな事を言うなんて。」



「…だって寂しいもん。」



クスッと白崎は笑う。



「…可愛いね?」


「えっ、?」


白崎はそう言って、あたしの頭をポンポンと撫でると本を片付け始めた。



「帰るの?」


「寂しいんでしょう?」


「当番は、?」



「明日謝ろう?」





う、
その笑顔は反則だよ、白崎。



あたしは頷く事しかできなかった。