秘密な花嫁~旦那様は秘書!?~

美心ちゃんにギュッと抱きつく。


「んーバイバイしたくないよ~」


「私も。お休み取れたらまたおいで」


「うん」


美心ちゃんに頭をなでられて、体を離す。


「ライアン、美亜のことよろしくね。この子、頑張り過ぎちゃうから」


「言われなくても。美心こそ、体大切に」


「ありがとう」


ライアンが美心ちゃんを抱きしめる。


「じゃあ行こう、美亜」


「うん」


美心ちゃんから体を離したライアンは、私の手を取り、空いている方の手で荷物を持った。


「またね」


美心ちゃんに手を振って、待っていたタクシーに乗り込む。


こうしてアメリカ出張は、無事に終わった。