秘密な花嫁~旦那様は秘書!?~

しばらくすると玄関のドアが開いて、中からこの家の主が姿を現した。


「やあ、美亜、ライアン。待ってたよ」


そう言って私たちを交代で抱きしめたのは、美心ちゃんの旦那様デビット。


「ねえ、デビット。美心ちゃんは?」


「今部屋からこっちに向かってるよ。相変わらず、美亜は美心のことが大好きだな」


そう、ここは、美心ちゃん家族が住んでる家。


仕事終わったら行ってもいい?って美心ちゃんに聞いたら、いいよって言ってくれたから来たの。


「美亜!」


玄関先でデビットと話していると、階段の上から美心ちゃんの声がして思わず中をのぞき込む。


「美心ちゃん!」


階段の上に美心ちゃんの姿を見つけて、思いっきり手を振る。


「どうぞ。上がって」


デビットがドアを広げて、中に入れてくれた。


急ぎ足で階段を上がって、美心ちゃんに抱き付こうとする。


でも美心ちゃんの大きなお腹が目に入って、抱き付く前に足を止めた。