秘密な花嫁~旦那様は秘書!?~

「悪い。そんな顔させるつもりじゃなかった」


ライアンが私の傍に来て、頭をなでてくれる。


「美亜の気持ちは分かってる」


「ライアン……」


クッと顎を持たれ、そっとキスをされた。


「ライアン」


「ん?」


「私頑張るから、もうちょっと待っててくれる?」


「ああ」


ライアンに抱きつくと、ギュッと抱きしめ返してくれる。


「いつまでも待たせるからって、嫌いにならないでね」


「嫌いになるわけないだろ。てか、嫌いになんてなれない」


「ライアン」


「美亜」


私の名前を呼ぶ声は優しかったけど、キスは、さっきより少しだけ激しかった。