―――三月一日。 俺、加藤雅は、色々な思い出の詰まった高校を卒業した。――― ―――三月一日。 私、栄口未那は、私を成長させてくれた専門学校を卒業しました。――― “そして、今、新たなスタートをキミと一緒に” 僕らの世界は、こんなにも色んな音が存在している。 これからは、キミと一緒に、僕らの世界で色んな音を響かせて、聞いていこう―――。 END…