言いだしっぺが最後もしめる結果に。
「直登、ホントに声最高だな。」
「・・・ほっとけ。」
カスカスしていて、かつぜつとかは全然良いくせに、えらく静かに聞こえる。
料金を払い、俺たちはそれぞれ家路に着くことに。
「雅、俺明日部室行こうと思うんだけど。三人も行かねぇ?」
陵が帰り際に言った一言は、もちろん満場一致。
「俺もさっき家で考えてた。放課後行こうぜ。」
「そうね。後輩たち、気になるし。」
「よし。俺がドラムの小僧たちをしばいてやる!」
「声、カスカスの人に言われたくねぇだろうな。」
「明日には治る!」
最後まで笑はたえず、俺たちは明日の約束をして帰った。
それから家に着いてすぐ、ケータイが震えた。
それは、メールを知らせるもので、相手は未那。
そう言えば、昼に電話もメールもこなかったよな。
『お昼、真宏と一緒にショッピング行ってたから、電話できなかった。真宏にはさっき、雅とのこと話しました。』
そういうことか、と一人納得してリビングへ。
そのまま、できていた夕飯を食って、その後風呂に入った。
メールの返事は風呂から出て、すぐに返した。
ゆっくりメールをしたかったから。
『返信遅くなった。俺も紗奈たちとカラオケ行ってきた。ヘトヘトだ。』


