食べ終わってケータイをチェックしたけど、まだ未那からの連絡はなく、俺は早めに明日の学校の準備をしておくことに。
・・・明日、久しぶりに部室でも覗いてみるか。
部屋の片隅に置かれていた俺の相棒を手に取り、一人「行くか」と呟いた。
ブーンッ、ブーン―――
携帯が震えたのは、あれから四時間くらい経ったころだった。
でも、相手は俺が待っていた相手ではなく、紗奈。
「紗奈?」
『あ、雅。今、直登と一緒にいて、今から出てこれない?』
「なんで?」
『陵も呼んで、カラオケでも行こうって。』
「お前ら二人で行けよ。」
どうせ二人で、ラブラブデートしていたんだろうし。
俺と陵が行ったら邪魔なだけだろ。
『だめなの!これから先、遊べる機会がいつあるかわからないから、行けそうなときに行こうって話になったの!』
「陵は用事があるかもってことだろ?」
『残念、さっき電話したら来るって。』
陵のやつ、空気読めよ・・・。
「わかった。どこ集合?」
未那の言っていたことも一理ある訳だし、皆行くことになってるなら行くしかねぇし。
明日の準備をササッとまとめ、俺は集合場所へ急いだ。
俺が行く頃にはみんな揃っていた。


