頭のてっぺんだけが覗いている未那は、何を考えているんだか。
そっと布団を持ち上げ、中を覗いてみる。
「・・・嫌いじゃない。」
「ん?」
「嫌いっていてごめん・・・」
今にも消えそうな声で謝る未那は、よっぽどショックだったのか全然顔をあげてくれない。
後悔しすぎだって。
「わかってるよ。俺が意地悪しただけ。あがってこいよ。」
未那はヒョコッと顔を出して、俺の目を見た。
若干潤んでるんですけど・・・。
「そんな目で見られると、もう俺の理性止めないけど?」
これは一種の賭けだ。
もし、これで未那が「今は」って言うなら、なんとか我慢する。
でも、違うなら・・・もう止めない。
「未那?」
「・・・まだ昨日の今日だけど?」
「だな。じゃぁ今度でいっか。」
「でも、今度いつ会えるかわかんないでしょ・・・?」
「それもそうだな。」
「・・・・・・」
こうやって一緒にいられる時間が、今度いつあるかわからない。


