タイミングがいのか、スパイなのか。
まぁ、何とか一件が無事に終わりそうだ。
「さんきゅう。じゃぁ、○○って公園まで来い。三十分あれば来れるだろ?」
『ん~、余裕。寒いしチャリぶっ飛ばす。』
「了解。じゃぁ、よろしく。」
『この貸しはでか』
ピッ―――
「着替え、一輝くんが持って来てくれるの?」
「おう。そこの公園まで。」
「大丈夫?外暗いし、寒いし。」
「子供は風の子。とりあえず、受け取りに行ってくる。」
「私も一緒に行くよ。」
「いいよ、寒いから。すぐ戻ってくるし。」
「・・・そう?・・・じゃぁ、お風呂沸かしておくね。」
「おう。よろしく。」
俺は未那を残して、一輝が来てくれる公園へ向かった。
俺が公園について数分後、チャリンコが公園に向かって走って来た。
「一輝ぃ。」
「っ、だぁれがっ、いつきぃ、だよ!っばか兄貴っ!」
ゼェゼェ言ってる一輝は放っておいて、俺はそのチャリに乗せられていた手提げを取る。
「さんきゅう、弟。」
「くっそ!ちゃんと貸しは返せよな!」
「わかったわかった。じゃぁな。」


