また照れてしまって、うまく言えない俺。
でも、気持ちは伝わってくれたのか、未那は「らしいっ」とだけ言って、俺の肩に頭をのせた。
「これからの四年で、雅はもっと大人になるんだろうな。」
「未那だって、泣くのそろそろやめろよ。」
「別にいいでしょ?泣きたい時は泣くのが一番。」
「・・・それもそうだな。」
「・・・好き?」
「ん?」
「私のこと、好き?」
俺と未那しかいないその空間で、そっと未那が呟く。
その声が、静かな空間で響く。
「・・・好きだよ。」
「・・・私もね、大好き。」
未那が少しだけ離れて、俺と視線が絡む。
そして、静かに唇を重ねた。
「未那・・・」
「ん?」
「四年後、結婚しような?」
「っ、今から予約ですか?」
「さっき未那だって、似たようなセリフ言ったろ。」
「言ったっけ?」
「こらっ!」
コツッと未那のおでこを叩く。


