「いただきます。」
未那の手作り料理を口に運ぶ。
チャーハンは家で母さんが作るものとは比べ物にならないくらい、味付けも最高によかった。
「っ、うっま!」
「そう?よかった。」
続いてスープも飲んでみると、充分に店で出せるクオリティー。
「さすがだよな。」
「ありがとう。」
ものの数分で俺は間食して、ついでにおかわりまで頂いた。
「はぁっ、うまかった!」
「そんなに喜んでもらえてよかった。作る側としても、すごく嬉しい。」
食器を片づけながら、未那も喜んでくれている様子。
「未那、ぜってーいい嫁さんになる。」
「えっ」
「・・・え?」
今、俺、どさくさに紛れて?いや、なんだかよくわからないタイミングで?
いや、絶妙なタイミングで、すごいこと言ったような気がする。
「ま、雅?」
「あ、いや、だから、そ、それくらいうまいってことだよな!」
焦ってるのがバレバレ。
そりゃ、焦らずにいられねぇもんな。
「っふふ、雅ってサラッとそういうこと言うんだ。」
「ちょ、ちょっと待て!今のは、その、軽い事故で!ってか、俺にそんなことを言わせた未那が悪い!」
無理やりな文句をつけ、逃げようとしてみる。


