一輝が雪ちゃんを家に呼んだことによって、台所がさらににぎやかになったことは言うまでもない。
相変わらず、俺と一輝はお暇。
兄弟で話すこともなく、時間だけが過ぎて行った。
「・・・さ。・・・まさ、雅!」
「はぃい!?」
いつの間にか俺は寝ていたらしく、未那が俺を呼ぶ声で目が覚めた。
俺の顔の前に、未那のドアップの顔がそこにはあった。
「ご飯、できたよ?」
「あ、え、おう。」
「おはようっ」
そっと手を差し出してくれる未那は「起きて」と付け足した。
未那の手を握り、体を起こす。
「いでっ・・・」
「寝違えた?」
「多分・・・。」
ソファーで変な寝方をしたせいか、首と腰が異様に痛かった。
ダイニングテーブルをみると、そこにはもう、これでもかっていうぐらいの大量の料理が並べられていた。
「すげーな。」
「今日は、未那ちゃんと雪ちゃんが手伝ってくれたから、楽しかったわっ。」
「私もですよ、色々お話しできて楽しくお料理ができました。」


