俺は未那の手を離し、買い物袋を拾う。
なんで今日に限ってこんなに買わせるんだよ・・・。
まぁ、結果、未那を呼べるきっかけになたけど。
「じゃぁ、行くか。」
「雅!」
「ん?」
「・・・後で、二人でちゃんと・・・話したいことがあって。」
「あぁ、んじゃ俺の部屋でもいい?多分、家からは出してくれないと思うから。今日のメインは俺だから。」
「・・・うん。」
そして、俺と未那は並んで歩き、俺の家に向かった。
その間、話という話はほとんどなく、いつの間にか俺の家に着いていた。
「ここが俺んち。」
「さっきバス停の前通ったけど、わりとかかる?」
「あぁ、俺は男だから。」
「ん?」
今は未那がいたからゆっくり歩いた訳だけど、俺だけだったらササッと歩いて行けるからな。
「どうぞ。」
ガチャッ―――
「お、じゃまします・・・。」
カチャン―――・・・
ドアを閉めて、靴を脱ぐ。
でも、未那はなかなか上がらない。


