SoUnD~僕らの世界~


物珍しそうな目で、俺をジッと見る未那。



そんなに見つめられると・・・ヤバいんですけど。

「雅・・・」



で、あげくそんな声で俺の名前を呼ぶなよ!?


と、俺の中で葛藤をしていると、未那は一転、表情を変えて「雅!」と叫んだ。



「ん?」



「受験、合格したの!?」




「おう、今日見て来た。」

「すごい!おめでとう!!」



トサッ―――っ





俺の思考回路が、一瞬にして止まった。


俺の両手から、買い物袋が地面に落ちた。



「み、未那!?」




「なんか、自分のことみたいに嬉しいっ。」


「い、わ、わかったから!とりあえず、離れてほしい!」


「え、・・・あっ!」




未那が慌てて俺からは慣れる。


未那は恥かしそうに後ろを向いてしまった。



いや、恥かしいのは俺もだし・・・。



急に抱きつかれて、どうしたらいいのかなんて・・・わからねぇし。




「ご、ごめん。嬉しくなっちゃって・・・。ホントに、ごめん!」