内容を見た俺は、今まさに、アドレスを消そうとしていたページを消し、未那に電話した。
プルルルっ、プルルっ―――ッ
『もしもし・・・』
「未那!どういうことだよ!」
『・・・そう、なったの・・・』
「なんでだよ!なんで、なんなんだよぉっ!!」
未那のメールの内容は・・・俺の意思をいとも簡単に壊してしまったんだ。
『正式に海外に行くことが決まりました。でも、智とは違う国。結局、バラバラになっちゃった・・・』
俺の中にフツフツと怒りが募っていく。
これじゃ、また未那が・・・泣くだけだろっ!
「意味がわかんねぇよ・・・なんなんだよ・・・っどうなってんだよっ!」
『智がそう言ったんじゃないの!別々になんて、そんなこと言ったんじゃないの!私が決めたの!』
「・・・未那が?な、んで・・・」
『私の人生は、私のものだから。』
「・・・えっ?」
『智について行こうと思った。でも、今日話してて、思わなかった。嬉しいとか、幸せとか。・・・やっと気がついたの。』
「・・・・・・」
『私の中心が智になってた。だから、それに囚われてただけだって。』


