未那は声を震わせながら俺に話をしてくれた。
今まで未那がどれだけ悩んで苦しんでいたのか、すごく伝わってきた。
俺が、高校生だから。
俺が専門生だったら、、未那は俺にすぐにでも話をしてくれてたんだろうか。
『私っ・・・もう、わかんないっ・・・』
「未那・・・」
『どうしたらいいのよっ・・・』
「・・・未那はどうなんだよ。」
『だから!わからないって言ってるでしょ!!』
電話の向こうで未那が叫んだ。
すごく悲痛で、俺は思わず耳をふさぎそうになった。
でも、だめだ。
ちゃんと、未那の心の声を聞くんだから。
「わかってるはずだろ。」
『わかんないの!』
「うそだ!」
『・・・え?』
「智さんのこと好きなんだろ?なら、答えはそこにある。違うか?」
俺はそうだと思う。
好きなら、一緒に行きたい。
親に反対されても、俺ならついて行く。
智さんも言っていた『未那の人生は、未那のもの』
自分で決めなきゃ、意味がねぇ。


