『久しぶり。今、大丈夫?』
そう送ったのは私。
『久しぶり。俺はいつでも暇ですが。』
雅らしい返事をくれた。
何ら変わりない、いつもの雅からのメール。
『最近バスでも会えないし、メールもしないから、少し心配になっただけなんだけど。元気?』
会わなくなっても、しばらくはメールをくれていた雅。
でも、返事ができなかった私。
悪いなと思いながら、でも雅を頼っちゃいけないと思ってたから。
なのに、やっぱり私は雅を頼ってしまった。
『少し心配になった』
雅は私のことを心配してくれてた?
そう思った気持ちを押し殺して、違う自分の気持ちを書いていく。
『元気?』
文章の最後にこの言葉を添えた。
私の精いっぱいだったの。
『元気。心配ご無用って感じ。未那は?』
さりげなく雅がくれた言葉。
きっと雅は、いつもと同じように聞いてくれたんだと思った。
私が勝手に期待してるだけ。
『未那は?』と聞かれて、私の心が跳ねたのだって、雅には関係ない。
返信しなくちゃ・・・。


