でも、結局は私の人生。
『未那の人生は、未那のものだから』という智の言葉を思い出しては、そう思ってた。
お父さんにも話をした。
でも、やっぱりお母さんと同じような反応だった。
「だめ、なの?」
「だめじゃないわ。でも、心配なのよ・・・。」
「私はもう子供じゃない。」
「父さんと母さんからしたら、お前はいつだって子供だよ。」
「そういう意味じゃなくて!」
「わかっているさ!でも、心配なものは私たちだってどうもできないんだ。未那、もう一度考えなさい。」
最後にはお父さんに猛反対された。
結局は子供の意見よりも親の意見。
その後、私は部屋で一人泣き続けた。
どうして、私の人生なのに私が決めちゃいけないの。
なんで、私は自由になれないの・・・。
朝が来て、学校に行く時間になった。
でも、あのバスに乗る勇気がなかった。
一晩中泣いたせいで、目が腫れてたから。
こんな顔を雅に見られたくなかった。
だから、いつものバスより一本遅らせて乗ることにした。
本当は雅に昨日のことを話したかった。


