多分もうすぐ四組目のバンドが終わる。
仕方ねぇよな・・・。
「未那、悪いけど、ちょっと待っててくんね?俺裏の片づけがあって。」
「あ、うん。じゃぁ、どうしようか。」
「あ~・・・俺のクラスにでも行ってて。俺のクラス、たこ焼きとか焼きそばとか売ってるから。」
「文化祭らしいねっ。じゃぁ行ってる。」
「片付いたらそっち行くから!」
「はーい。」
未那と真宏さんを残して、俺は再び体育館裏へ急ぐ。
中に入ると、ちょうど四組目が終わったところらしかった。
「お、雅。ナイスタイミングだな。」
鈴木先輩が自分のギターを持って片付けを始めようとしていた。
「すんません、早く片付けてクラス行かないと。」
「忙しそうだな。まぁ、頑張れ。」
「はいっ。」
自分のギターのところに行き、丁寧に片付けていく。
今日、最高の音だったな。
さんきゅ、って気持ちを込めながら。
我ながら結構恥ずかしい・・・。
でも、こうやって一緒に頑張ってんだから。
当たり前だとも思うんだ。
「雅ー。俺ら片付いたけど。」
「おう。俺も今終わった。」
「未那さんに会えたのか?」


