SoUnD~僕らの世界~


まぁ、でも今回は今までとはまた違って、一段と緊張しちまいそうだよな。



俺も、直登のこと言ってらんねぇかもだし。


「じゃぁ、リハやるか。」



「「はーい」」




これから一時間弱は、リハの時間に遣えそうだ。


周りのやつらは、楽しそうにいろんなクラスを回ってるんだろうな。



模擬店もあるし、お化け屋敷もある。


メイド喫茶(男女逆転)・・・って、文化祭っぽいな。



サブタイトルが気になるところだけどな。




すげー数の人の波をかき分けて、俺ら四人は視聴覚教室へ。


中に入ると、外とはうって変わって静かな空間。



先輩たちも打ち合わせやら、楽器の調節やらで忙しいらしい。


衣装もバッチリ着て、着々とライブに向けてことが進められているのがわかる。




「俺らもとりあえず、着るか。」


「了解!持ってきました!」



「毎回毎回さんきゅうな、紗奈。」


「男子たちより服のセンスはなかなかよ?」



「そりゃ女だし、男子より服のセンス悪かったら疑うぜ?」

「直登にはあげない」


「えぇ!?んでだよ!」


「まぁまぁ。じゃぁ俺が直登の分も着るよ。」



「そんなにたくさん着たら暑いだろ?かさばって、陵だったらギター弾きにくいだろ?!」



「別に、そうでもないかもだぞ?」


「陵~!」