授業が終われば、ケータイを開いてメールをチェックする。
大体、未那からのメールが一通来ている。
それにすぐさま返信して、また授業に臨む。
これが一日の流れとなっていた。
そして、気がつけば、明日がいよいよ文化祭。
『明日、頑張ってね。友達もすごく楽しみにしてるの。もちろん私もだけどね?』
『ありがとう。今までで一番うまくできるように、頑張る。応援よろしくな!じゃぁ、また明日』
寝る前にこうやって未那とメールをして寝るところまでが、一日なんだ。
『おやすみ』の返事が来たら、すぐに寝る。
でも、今日はこのまま寝たらもったいない。
俺はギターを出して、練習をする。
二時間くらいみっちりとして、眠りについた。
明日、最高のステージができるように願って。
―――『さて、それではみんな楽しみ!文化祭の〜・・・』
「「はっじまりー!!」」
放送と、周りの歓声で俺らの文化祭がスタートした。
「雅、これからどうする?俺らの番までリハでもするのか?」
「直登が一番心配だからな。リハ、してやってもいいぜ?」
「なんで、俺が一番心配なんだよ!」
「いつも本番になると緊張しまくって、間違えまくってるのはお前だろ。」
痛いところを突かれて、一歩後ずさる直登。


