SoUnD~僕らの世界~


俺は学校の休み時間に未那にメールをした。


『今、何してる?俺は友達と会話』


こんなメールだけど、もしも今未那が寂しい思いをしていたら、と思うと、いてもたってもいられなかった。



意外にも、すぐに返事が来た。


「お、さっそくじゃん。朝泣いてたのがうそみてぇ、とか思ったりしねぇの?」


隣から直登が俺をおちょくるような口調で、首を突っ込んできた。

「直登には関係ねぇよ!」


「んだよ、『友達と会話』とか言っておきながら、それらしい会話してねぇだろ?」



それは置いておくんだよ。


そう思いながらメールを開く。



『私も今友達と話してるよ。昨日のことは内緒だけどね?』


やっぱり友達には内緒にしておくんだ。

俺だけが、未那の昨日の孤独を知ってるんだ・・・。



『そっか。俺にはなんでも話してくれたらいいからな!聞く専門ぐらいしかできねぇけど』



「へぇ、聞く専門ねぇ。」


「うっせ、直登!」



その後、未那からの返信が来る前に授業が始まってしまった。


次の休み時間にチェックだな。



授業が済んですぐに、ケータイを開く。


ガラガラッ―――


うっ、なんで!?



「えぇ、次の時間は移動教室で・・・」


そんな話、さっきの間に済ませろよ!



即座に机の中にケータイを突っ込んだ俺。

あっぶねぇ・・・。