SoUnD~僕らの世界~


「でもそれじゃ、四組になるんじゃ?」


「理由は簡単。」




「「三つに絞れなかったっ」」


秋元先輩と鈴木先輩が一緒に言ったその言葉で、どのバンドのメンバーもみんな固まってしまった。


でも、それって、つまり、俺らにまだ望みがあるってことだよな!


それがわかってきた奴らがまたざわつき始める。

そして、そのバンド四組が発表された。



「まず、三年は俺のところと」
「今回も俺歌うよ〜!」


「・・・ってことで、よろしく。」


やっぱ秋元先輩、鈴木先輩は欠かせないよな。

それにはもう誰も異議を唱える人はいなかった。


「で、二年は浜田んとこな。」


浜田、先輩って、あのおっとりしてるメガネの!?



チラッとその浜田先輩の方を向くと、すごく嬉しそうに無邪気な笑顔で笑っていた。


あの人、あんな顔できるんだ。

そういえば、さっきの発表の時もすげぇ楽しそうにしてたっけ。


文化祭が盛り上がりそうだよな。



「んで、もって一年だが。」


やっと、一年の発表。


「きっと、大丈夫だよ。」


「だな。俺ら頑張ったし?」

「リーダー様のことがどう評価されるかだな。」


「・・・あぁ。まじ、そこは俺のせいでいい。」



「一年は」


――――――一応、加藤のところな。