銀の魔法



「じゃあ、――」


突然、景色が傾いて。


「夜那ちゃんも一緒に!」


次の瞬間には、私の腕は真寿さんの腕に絡められていた。


''まるで両手に花束''


そんな顔した真寿さんが、片方にはあんちゃんを、もう片方には私を捕まえて。


「ね?」


幸せそうに笑うんだから、仕方ない。