その呼び方に驚いたのか、真寿さんは目を大きく開いてあんちゃんをからかいに入る。 「今時[おかーさん]って呼ぶ男子高校生なんているんだねー! っはは、子供だなー」 「じゃあまーちゃんは何て呼ぶのさ?」 「んー? ママ!」 「まーちゃんは子供だなー」 「女の子はいいんですー」 そのやり取りが、どこか遠いもののように感じて。