銀の魔法



「だってネギだよネギ! やっぱこういうのは男じゃなくて主婦とかが持つもんでしょー」


そういえば、昔もこんな風に笑ってた。

あんちゃんと喋るのは、すごく幸せだった。


「じゃあなんでおつかいになんか来たのー」


「仕方ないでしょー、今日お母さんが熱出して寝込んじゃってるんだから」


一秒でも多く、多くって。

ずっと、思ってたなぁ。