銀の魔法



ネギの入った袋を持って歩くのがよっぽど嫌だったらしいあんちゃんは、確かに、通学鞄よりも軽いその袋を差し出した。


別に・・・・・・ネギくらい。


内心呆れながらも、なんだか可笑しくて。


「っはは」


「! あ、笑ったな!?」


何年かぶりに、あんちゃんに向かって笑った。