銀の魔法



「なにー? そんなにいけないことした、俺」


そんな私に、当然のように彼は機嫌を悪くした。

きつい瞳が睨み返してくる。


「今日はさ、あんたが仲良くしてる、えーと・・・吉野さん、だっけ? が休みで、寂しそうにしてるから話しかけただけだよ?」


吉野。

吉野桃[よしの もも]。

私にブレスレットをくれた友達だ。