銀の魔法



下から覗き込むように見つめてくる彼に、いたたまれなくなって椅子を引いた。


「からかってるの? 私のこと」


「えー、なんでー」


「そんな質問ばっかりして、地味だって言いたいわけ? すみませんね、髪何もいじってなくて」


「え、誰もそんなこと言ってないじゃんか」


いちいち、ホントに真剣に返してくるのが、