銀の魔法




誰かが、いた。



「あの写真・・・・・・」


「んー?」


私の目線をたどって振り返るあんちゃん。

そして私と同じものを見つけると、「ああ」と納得したように呟いた。


「あれね、俺の彼女だよ」


今度こそ、時間が止まった。

視線が宙を舞った。


「かの、じょ?」