銀の魔法


いつかきっと重荷になって、

ましてや受験生なのだから、

今までより冷たくされることくらいは覚悟していた。


それくらい大事な時期なのに。


「あー、いいよ。丁度休憩しようと思ってたんだ。お菓子持って来るね」


「・・・・・・う、うん」


なのに、彼は私を最優先させている。

それは、喜んでも、いいのだろうか。


わからなくなって、

私は、放課後彼の家に行くのを止めた。