「寝よ・・・・・・」 けれど、 寝ようとすると意外に人は、 寝れないものである。 * 「夜那ぁー?」 14年間聞きなれた幼い声が、 名前を呼びながら、私の肩をゆすった。 「ん・・・・・・なに」 しばらく、長時間瞑ることのなかった目をそちらに向けると、いかにも純粋そうな顔がいた。 「朝ですよー、って。お母さんが」 「ん」