銀の魔法



死ぬ間際の人の声みたいな、

不安になる声。


「ゆ、夢・・・・・・?」


何度も呪文のように、呟いた。

気を抜けば、涙が零れそうで。


でもなにより、怖くて。


怖くて、きっと、震えている。


何回か唾を飲み込んでから

脱力してベットに沈み込んだ。

天井を見上げる。

腕で両目を覆った。