銀の魔法



「真寿さん、は」


私のためだけに、

ここに残っていてくれたんですか


「優しい人ですね」


大切な人が、大変な時に

大切な人の幼馴染のために

残ってくれる、優しい人なんですね


「どーしたの、急に」


困ったような笑顔を傾げた彼女は、畳み終えたタオルケットをソファの上に置いた。