暇つぶしゲーム-Ⅱ






いつもの、ほんわかとした雰囲気とは
似ても似つかない、まきの姿。


冷や汗をだらだらと流し、
目尻に涙が溜まっている。


「・・ぅう・・ひっく・・」


クラスの女子は腰が抜けたようで、
立てずにいた。


「・・輝ちゃ・・」

「まき、アンタ・・・!」