いつもの、ほんわかとした雰囲気とは 似ても似つかない、まきの姿。 冷や汗をだらだらと流し、 目尻に涙が溜まっている。 「・・ぅう・・ひっく・・」 クラスの女子は腰が抜けたようで、 立てずにいた。 「・・輝ちゃ・・」 「まき、アンタ・・・!」