暇つぶしゲーム-Ⅱ






「嫌・・嫌あぁっ!!」



私は教室を抜け出した。


何なの、何なの!
天音 亜奈・・なにかがおかしい!!







「はぁ・・はぁ・・」



階段で、足を止め座り込んだ。


あれ、待てよ?

亜奈が自分で出たんじゃなく、
誰かが出したんじゃ・・・?



1人、亜奈を
出しそうな人物がいた。



「きっとアイツだ・・・。
 許さないわ―――――!」