席順で行くと
そこはもっちーの席なようで
もっちーはちらちらと琴音チャンを見ながら
うろうろしていた。


だけど琴音チャンは1㍉たりとも気づかない。


声を掛けようか
少し口を開きかけたが
やっぱり閉じて。


「はじめます」


その声で琴音チャンは我にかえったようで
そそくさとあの、
ストーブの近くの席に向かい、
もっちーは安心して号令をかけた。