「おはよう」そう言うと、水樹は、自分の席についた。

「水少女が来た。」

皆、そう言って笑ってた。

「ねぇ。初涅(はつね)君。」

突然、水樹が声をかけてきた。
あ、俺、初涅 計(はつね けい)。城崎大学付属高という、
珍しい高校に通ってる。
全国で第2位くらい・・・かな。この学校の制服はとてもオシャレ(みたい)なので、
他校の人に城崎大学付属高と、すぐバレる。(頭がいいからって避けられるのは、困る。
だって俺、馬鹿だし)

「う・・・うん?」

初めて声をかけられたので、戸惑ってしまった。
「うわ~、初涅君可愛想~。」「不運だったな。アイツ。」「うんうん!」
なんて、皆こそこそ喋ってる。

「初涅君って、中学生の時から私の事、知ってたよね?」
「ま、まぁ。」
「じゃあ、私があなたのおばあさんの

        「コドモ」  てことは?」

「・・・。知ってたさ。「コドモ」ってことは、・・・・ね。」
「なら、私の停止方法は?」


それは・・・・・・・・・・・・。